韓国鉄道旅行記(その2)
ムグンファ号乗車(ソウル→水原(スウォン))
KTXで大田(テジョン)からソウルに戻った後、続いてムグンファ号で水原まで乗りました。
写真は少ないですが車窓風景を3本撮ってきました。
牽引機はドイツ型の8200形電機。2両目は電源車。
南営(ナミョン)付近〜龍山(ヨンサン)通過
途中でアメロコ牽引のセマウル号とすれ違います。
九老(クロ)〜加理峰(カリボン)間高速走行。車掌によるアナウンスも聞こえます。
軍浦(グンポ)〜儀旺(ウィワン)間高速走行。軍浦駅通過時にセマウルとすれ違います。
駅撮りその1(儀旺(ウィワン)駅)
優等列車の体験乗車も一通り終わり、ようやく本格的な撮り鉄を始めます。
さすが京釜線は韓国筆頭の大幹線ということもあってセマウルやムグンファなどの列車が頻繁に行き交います。
また、残念ながら写真には収められませんでしたが、ソウル駅・天安(チョナン)間を緩行線車両を使用して運行する急行電車もセマウル・ムグンファと
同じ線路を走ります。
まずは101系ディーゼル動車牽引セマウル号。左が新塗色で右が旧塗色。
左:かつては先端の連結器部分にキャップを付けて走っていたらしいが・・・
右:旧塗色アメロコスタンバイ中。
こちらは新塗色アメロコ。「アメロコ」とは言っても実はほとんどは韓国国内で生産した車両ですが、やっぱりこの形の機関車はかっこいい。
左:私を撮ってくれと言わんばかりに運良く貨車が遮らない所まで移動してくれた。願わくばキャブ側を正面に撮りたかったが・・・
右:こちらは元セマウル用2代目7000形ディーゼル機関車。現在は専らムグンファ運用に就く。それにしても車高が高い。
左:背丈の低い客車を率いて力走する機関車の後姿は何だか可愛らしい。
右:アメロコ牽引の貨物列車。積荷が軍事っぽい物だったので機関車だけ撮影。
111系ディーゼル動車牽引のセマウル号。101系と比べて角ばった先頭デザイン。
それにしても日本の鉄ヲタにとっては101系、111系なんて言うとどうしても<あっちの方>を思い出してしまいますな。
駅撮りその2(九老(クロ)駅)
九老駅は当初写真撮影する予定は無かったのですが、儀旺から乗った電車がたまたま九老止まりだったため、立ち寄ることになりました。
ていうか、ハングル文字の読み方を旅行前にある程度かじりで勉強していたにもかかわらず、「この電車たぶんソウルまで行くだろ」と早合点して
行先表示も見ずに飛び乗ってしまい、九老駅でゾロゾロと降りていく乗客を「あらあらこの駅、お客さんの乗り降りが多いのね〜」と他人事のように
見送り、ドアが「プシューーー、ガッコン」とクローズ、そして電車は動き出した・・・。それでも今自分に起きていることの重大さに全く気づかず
「はい!出発進行〜♪」
と育ちのいいお嬢様みたいな呑気面でガラガラになった車内でフフフン♪とくつろいでいたところに運転士が顔色変えてやってきて
「この電車はここで終点だ!!」
といったことをガミガミ口調で言われてすごすごと降りたのでした。アホすぎやねん・・・何のためにハングルの読み方勉強したんだ・・・。
しかし降りてみてみると儀旺よりもかっこいいショットが撮れそうだったので気を取り直して急遽撮り鉄を決行しました。
左:アメロコ牽引のムグンファ。この形の機関車に憧れていた自分にとって一番撮りたかった列車のひとつ。
右:新型客車中心の編成だが後ろに1世代前の客車と電源車がぶら下がっている。
左:今度は旧塗色アメロコのムグンファが来てくれた。ブラボーーーー!
右:すさまじい轟音と白煙を残してあっという間に過ぎ去ってしまった。
左:九老駅は結構エキゾチックな雰囲気。架線ビームの形状などが日本と違っているからだろうか。
右:5000系最新型トングリが登場。考えてみると緩行線車両は今回あまりまともに撮っていない・・・。