JR飯田線訪問記(その1)

朝6:15発高尾発松本行普通列車で岡谷まで行き、そこから約1日かけて飯田線全線乗りつぶしをして参りました。

岡谷〜中部天竜は神領区313系(転換クロスシート)、中部天竜で佐久間レールパークを見学し、中部天竜〜豊橋は373系ワイドビュー伊那路に乗車しました。

 

岡谷〜中部天竜 ・・・通し運用は快適な313系

今回の旅の大部分を占める普通列車の長旅。岡谷を朝9:35に出発して終点の豊橋には夕方近い15:54に到着する列車です。

一日にわずか2.5往復しかないこの通し運用には転換クロスシートの313系が充てられていました。在来線車両の効率化に余念の無い

さすがのJR東海とはいえ、半日もかけて走るような列車には119系やオールロングの313系を充てるには良心が咎めたのか・・・。

この列車で終点まで(さらに欲を言うと上諏訪発なので上諏訪から豊橋まで)ブッ通して乗った方がロングランの普通列車の醍醐味を

堪能できるだろうなという気もしましたが、佐久間レールパークも見学したかったので中部天竜で乗り捨てました。

 

左:岡谷駅で列車待ち中。こちらは伊那大島からやってきた119系の普通列車。

右:中部天竜まで約4時間半、この313系のお世話になる。転クロでしかもフルカラーLED。

  ギラギラのライト・LED方向幕のせいか近くにいた人が「うわっ、あの電車めっちゃデジタルw」

  と言ってたのが印象的でした。

 

左:めっちゃデジタルな313系普通電車は辰野駅に到着。ここで中央本線を離れ、いよいよ飯田線に入る。

右:みどり湖の新ルートが開通するまではこちらが本線だったが、当時は123系の単行、現在はE127系が細々と走るローカル線に。

 この広い側線もかつての名残だろうか・・・。

 

左:北殿駅で中部天竜からやってきた岡谷行119系と交換。区間運用としてはかなりのロングラン。我が「めっちゃデジタル号」の旅程と同じ距離。

右:田畑付近。飯田線は中央アルプスの高地から伊那山地・木曽山脈の合間を縫うように東海道の平地に向かって下ってゆくが、

 この辺りはまだ高原の色合いが強い。

 

左:駒ヶ根に到着。急に天気が悪くなり、時折にわか雨もぱらついた。交換する列車は飯田発上諏訪行。

右:側線で昼寝中の119系。

 

 

左:伊那福岡〜田切間。そろそろ見上げる山々が目立ってきた。

右:伊那本郷〜七久保間

 

七久保〜高遠原。依然として標高が高いことと伊那盆地であるためか、広々とした高原らしい景色がまだ続く。

 

山吹駅。駅名どおり駅周辺にはヤマブキの花がきれいに咲いており(写真手前両脇の黄色い花)、この駅の名物となっている。

(訪れたときはそういった予備知識が無かったため良い写真が残せなかった・・・)

架線柱やビームも古いまま残っているので今にも旧型国電がやってきそうな雰囲気。

 

飯田駅に到着。待ち受けていたのはワイドビュー伊那路用373系とJR東日本からの115系。

 

岡谷まで中央本線で乗ってきたのもこの長野色115系。なんとも行動範囲の広い車両である。

 

左:天竜峡駅。昭和30年まではこの駅を境に架線電圧が1500V(豊橋方面)・1200V(辰野方面) に分かれていた。

 今も飯田線の主要な中継点とされているのは当時の名残でもあるのか。

右:ホームから垣間見る駅前広場はなかなか風情のある町並み。

 

 

千代・金野間。右手に天竜川が見えてきた。

 

為栗(してぐり)駅は天竜川と目と鼻の先。近くに架かる吊橋が目を引く。

 

平岡駅で列車交換のため数分間停車する。長い間電車で揺られて外の空気が恋しくなったのか、ホームに降りて小休止する乗客も目立つ。

 

左:ここまで下りて来ると周囲の山々もすっかり高くそびえて見えるようになってきた。 

右:交換列車到着。

 

そしてついに中部天竜に到着。ここで佐久間レールパーク見学のため313系とお別れ。さらば!めちゃデジ君!

 

側線にはバスを改造した車両が。何に使うのだろうか? 

 

左:119系の奥にある側線が佐久間レールパーク車両展示スペース。

右:駅待合室の椅子は廃車発生品を使用。

 

中部天竜駅駅舎

飯田線の旅の大部分を占める313系の部はこれで終了。この後佐久間レールパークを見学し、最後はワイドビュー伊那路2号373系で

豊橋まで向かいます。

 

飯田線訪問記その2(佐久間レールパーク)に進む

飯田線訪問記その3(中部天竜〜豊橋 ワイドビュー伊那路でラストスパート)に進む

 

 

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