会津への裏道―東武・野岩・会津鉄道(その3)

 

会津田島で電化区間が終わり、いよいよ会津裏道の旅も終盤です。最後は会津鉄道の新1000円札発行記念列車で会津若松へと向かいます。

 

ラストスパートは野口英世氏がエスコート(?)

旅の最後を飾る会津若松行き列車に充当されていたのは、野口英世氏の新1000円札発行記念のラッピング車両でした。

 

会津鉄道AT-500形気動車 新1000円札発行記念列車。

 

野口英世氏だけの偉業ではない。その影には常に母親の支えがあったのだ。

 

AIZUマウントエキスプレスの姿をカメラに収めることができて満足。

 

非電化区間の車窓動画を3本撮りました。

会津田島→田島高校前

 

ふるさと公園〜会津下郷

 

南若松〜西若松

最後は後方展望で撮りました。西若松でJR只見線と合流します。

 

15時26分 朝9時30分に浅草を出発して実に5時間56分で終点会津若松に到着。浅草からの運賃は大人4360円。

 

 

エピローグ・・・会津若松駅とゆかいな仲間たち

会津裏道の旅も無事終わったので、腹ごしらえに喜多方ラーメンを食した後、しばし会津若松駅内を散歩。

磐越西線や新潟方面からの列車も多数やってきてにぎやかでした。最後は485系あかべえ編成の特急あいづ号で上野まで戻りました。

会津若松駅舎。

 

新潟地区のニューフェイス、キハE120がキハ110を従えてやってきました。キハExxxシリーズの中でこの形式が一番落ち着いていて良い外観だと思ったのは私だけでしょうか?

 

キハ110と719系の並び。キハ110系はDMF14Zエンジンを、719系はC-1000コンプレッサーを自慢げに鳴らしていました。

 

左:新津からやってきたキハ47系の2両編成。新旧新潟色の混色編成でした。

右:2段窓、ボックスシート、サボ、国鉄標準字体の車号・・・こういった光景がいつまで見られるか。

 

反対側が新新潟色。車号も新字体にされている。

 

左:愛嬌のある容姿で旅行者を和ませるあかべえ。

右:当初は新幹線で帰る予定でしたが、たまたまやってきた特急あいづ号で上野まで乗ることにしました。

 

車内外の至るところにあかべえ君が配されている。このあかべえ編成はこれ1本のみ。

 

左:あかべえ編成の車内。

右:16時37分に会津若松を出発し、ちょうど4時間後の20時37分に上野に到着。

 

 

以上、会津裏道の旅はこれで終了。帰りはあかべえ特急という想定外の列車にも恵まれて日帰りにしては結構充実した旅でした。

新幹線を使うのが当たり前の今日では在来線特急を使って会津から上野まで戻るのもある意味裏道なのかもしれませんね。

 

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