会津への裏道―東武・野岩・会津鉄道(その2)
下今市から鬼怒川線に入り、いよいよ会津への裏道の旅が本格的に始まります。下今市から臨時の普通列車に乗り、鬼怒川温泉で一度乗り換えて電化区間の最北端である
会津田島まで行きます。
東武鬼怒川線・野岩鉄道・会津鉄道・・・東北地方に乗り入れる超少数派大手私鉄車両、東武6050系に乗車
東武鬼怒川線は会津田島方面に向かって左側に鬼怒川が流れており、渓谷の美しい景色が広がっていました。
・・・ということに気づいたのは乗車してからしばらく経ってからのこと。
普段、私はすれ違ってくる列車が見たいというテツな思いから、ついつい右側の椅子に座ってしまう癖があり、今回も例外でなく山肌しか見えない右側に
座ってしまいました。左側の席に移動したいと思ったものの時既に遅し、車内はシルバーウィークの行楽日和で混雑しており、とても移動できる状態ではありませんでした。
そのため、東武鬼怒川線内では皆様にお見せできるような写真や車窓動画はほとんど撮れませんでした。
そのため、写真・車窓動画は鬼怒川温泉以北となります。
左:臨時の普通列車は鬼怒川温泉止まりのため、乗換&苦し紛れの撮り鉄。
右:会津田島までは6050系の完全新造車(東武車)でした。
ずらりと並ぶクロスシートは旅情満点。
野岩鉄道・会津鉄道(電化区間)の車窓動画を4本撮りました。
野岩鉄道の方は開通した時期が新しいためかトンネル区間が非常に多く、外の景色はあまり見られません。比較的トンネルの少ない区間を収録しました。
野岩鉄道 中三依温泉〜上三依塩原温泉口
野岩鉄道 上三依塩原温泉口〜男鹿高原
会津鉄道 会津高原尾瀬口〜七ヶ岳登山口
会津鉄道 会津山村道場〜会津荒海
いかにも高原らしい景色になってまいりました。稲穂とススキがきれいです!
電化区間の最北端、会津田島に到着。今まで乗ってきた電車は折返し区間快速の浅草行きとなり、都心へ戻る。
左:会津田島駅ホーム。
右:駅の片隅にC11形蒸気機関車が静態保存されていた。ビニールで覆われたキャブの窓が痛々しい・・・。
会津田島駅から浅草方面を臨む。奥にいる車両はAIZUマウントエキスプレス用に譲渡された元名鉄キハ8500形の中間車だが、2両編成で十分であることから、
2007年3月に廃車となり今も留置されている。
左:会津田島駅から浅草方面を臨む。ここから北は非電化区間のため、途中で架線ビームが途切れているのがお分かり頂けるだろうか?
右:会津田島駅舎
これにてその2は終了。次はいよいよ終盤、非電化区間を北上し、終点会津若松へ向かいます。