国鉄山手線
(内回り 大崎→東京→上野)
使用車両と列車ダイヤ
運転する車両は
101系と旧型国電です。
旧国については当方ではクモハ40形とクモハ 60形を用意しています。
(クモハ40、60は戦前製ですが、72系の編成に何両か混じっている
という設定なので高速域の加速の伸びもそこそこ良いです)
しかし、延伸に合わせて列車
ダイヤも増え、
想定した時代に応じて運転する車種 もちょっと物足りないと思いまして、
一部の列車ダイヤにはわゐの部屋様作成の
72系とモハ11形(クモハ12形)
も指定させて頂くこ とに致しました。
(完成度もこちらの方がはるかに素晴らしいので個人的には自作データそっちのけで乗り回しています!)
※注意※
当方で作成した車両の列車は、車両指定済 みなのですぐに運転できますが、
他作者様作成の車両の指定や各種設定等は 各自で行って下さい。
くれぐれも車両指定やparameter 設定など、BVE公式サイトを見ればわかるようなことを
各作者様に問い合わせるようなことは決し てしないよう、お願いします。
列車ダイヤですが、山手線は全列車各駅停車の路線なので朝ラッシュ時以外は
ダイヤ上特に変わり映えはしませんが、運転する車両によって難易度は
多少変わってくると思います。
本作品は 「リアルな鉄道運転をシミュレーションする」という
BVE本来の目的とはちょっと逸脱していますが
「山手線の運転席から当時の国鉄車両を眺める」のが
主体の余興的なデータだと思ってください。
**列車ダイヤ紹介**
※運行番号は現代の方式でつけたものです
遅すぎず速すぎず、安全運転を心掛けて下さい。
あまり飛ばし過ぎるとダイヤによっては怒られることも・・・
列車ダイヤ | 想定年 | 運転車両 | 説明 |
710G | 1958(昭和33)年 | 推奨:※クモハ11形 (8両) ![]() |
高度経済成長を迎え、急増する通勤需要への対応は国鉄にとって急務の課題の
ひとつであった。しかし、地方でも老朽化した機関車や客車の置き換え、無煙化などの課題も抱えており、さらには新幹線計
画に伴い、世界銀行からの融資を受けるために財政の健全化も求められていたことから、都市圏だけに予算をつぎ込むことは
困難な状況であった。 当ダイヤ当時、中央線では新性能車101系の投入が始まっていたものの、山手線においては依然、戦前・戦時中に造られ、 酷使されてきた旧型車も数多く残っていた・・・。 運転する電車は17メートル国電の旧30系列による8両編成を想定しています。朝ラッシュ時の運転で先行列車に追いつい てしまう箇所があります。 車両データはわゐの部屋様作成の旧国パック、クモハ12形を指定させて頂きます。(モハ11形の両運転台版なのでここで はモハ11として運転することとさせて頂きます) リンク: わゐの部屋 ※最近のBVEの仕様上、Vehicle指 定のない列車ダイヤが表示されないため デフォルトはクモハ40形を指定しています。 <参考 : 各車両の車重> クモハ11形: 42.5〜43.2t クハ16形: 29.1〜30.5t サハ17形: 27.3t parametersの設定の参考まで・・・。 (残念ながらMT比までは確認できなかったです(5M3Tぐらい?)) 設定はあくまで個人利用の範囲内かつ自己責任でお願いします!! |
826G | 1962(昭 和37)年 | ク
モハ60形 (7両) ![]() |
朝ラッシュ時の運転です。こちらも先行列車に追いついてしまう箇所
があります。 運転台はクモハ40形(半流タイプ)の晩年の状態をモデルとしてい るので後付けされた近代的な速度計がちょっと違和感あると思います。 |
926G | 1962(昭 和37)年 | 101
系 (7両 4M3T) ![]() |
101系の黒歴史! 山手線投入当初は当形式にとって自走できるギリギリのMT比 4M3Tの7両編成でした。 「本当に新性能車なのか?」と疑いたくなるほどの鈍い加速で山手線1周回るのに旧型国電より時間がかかったという。 加速に時間がかかり、その分モーターの温度も高くなりやすいため か、電気ブレーキもカットして走っていたとのことです。 |
956G | 1961(昭和36)年 | 推奨:※72
系 (クモハ73 or クハ79) (7両) ![]() |
初回公開時は72系の指定はありませんでしたが、 山手線で最後まで残っていた旧国の代表形式なので今回、わゐの部屋様旧国パック、クモハ73 or クハ79を指定させて頂くことに致しました。 リンク: わゐの部屋 ※最近のBVEの仕様上、 Vehicle指定のない列車ダイヤが表示されないため デフォルトはクモハ60形を指定しています。 編成としては、4M3Tの7両だったらしい …parametersの設定の参考まで・・・。 設定はあくまで個人利用の範囲内かつ自己責任でお願いします!! |
1314G | 1962(昭和37)年 | 101系 (7両 4M3T) ![]() |
101系屈辱の4M3T運用を もう1本。 |
1314G (かえだまの日) |
1963(昭和38)年 | 101系 (8両 6M2T) ![]() |
101系の8両化が完了した時
期の設定です。 6M2Tに増強されたため加速は幾分か改善されたものの、電気バカ食いの不経済な編成となってしまったのは否めず、結果とし て主電動機の最適トルクや沿線の変電所のキャパシティなど、実情を多角的に見直して次世代103系の誕生へ…。 |
1322G | 1963(昭和38)年 | 101系 (8両 6M2T) ![]() |
山手線の新性能化もいよいよ大
詰め。 ギリギリの環境で酷使されながら山手線を支え続けてきた旧型国電も残り僅か。 (お隣、京浜東北線の近代化はあと2年御預けですが) |
1526G | 1962(昭和37)年 | クモハ40形 (7両) ![]() |
昭和31年3月時点の東京圏通勤電車線区の電車配置を見たところ、
ぶっちゃけモハ40形は山手線にはいなかったらしい…。 (モハ60はわりと配置されていた) ・・・でもせっかく改造したのでゴリ押ししておきます! |
1664G | 1959(昭和34)年 | 推奨:※72
系 (モハ73 or クハ79) (7両) ![]() |
この年、山手線は誕生50周年を迎えました。 車両はクモハ73 or クハ79を指定させて頂きます。 リンク: わゐの部屋 ※最近のBVEの仕様上、 Vehicle指定のない列車ダイヤが表示されないため デフォルトはクモハ40形を指定しています。 |
1718G | 1961(昭和36)年 | クモハ60形 (7両) ![]() |
夕方のダイヤです。昭和レトロといえばやっぱり夕焼け空なのでしょうか・・・。 |
ダイヤ設定元について
自 列車は基本的に2014-2015年現在のダイヤを参考に設定していますが、
運転する車両の性能を加味して所要時間を見直しているため、
多少のズレがあります。各Mapファイル名の運行番号も現在のダ イヤで
時間的に最も近いものを適当にピックアップしただけです。
他列車のダイヤは山手線・京浜東北線・中央線側は同じく現在
のダ イヤを参考に設定しています。
東
海道線・横須賀線側は昭和39年10月、昭和36年10月、昭和31年12月の時刻表を参考に設定しています。
但し、すれ違いや並走の演出
上、速度や出発時間を 微調整してあるので
他列車の時刻と位
置関係は、必ずしも時刻表に忠実とは限り ません。
(あんまり目立たないところですれ違ったり並走されたりしても面 白みに欠けるので・・・)
保安装置と操作方法について
信号の設置場所や動き方については実物とはやや異なるかと思いま
す。
当時の山手線はATS-B型で、地上子の代わりに軌 道回路の信号電流で停止信号を
検知して列車の停止を促すシステムでしたが、操作の方法としては ATS-Sと
ほぼ同じらしいのでATS-Snをベースに地上子オブジェクトを隠すことでATS-Bっぽくしました。
特に朝ラッシュ時の列車710G、826Gで
は先行列車が詰まっており、停止信号が
頻発するため保安装置の操作が必要になります。
次の信号が停止信号(R原示)の時、車内警報「ジリリリリ・・・!」という音が鳴ります。
警報が鳴ったら5秒以内に警報確認操作(ブレーキをB1(自動空気ブレーキ車は重なり)以上
にして警報確認ボタン(Spaceキー)を押下)を行って下さい。
その後も警報持続チャイム「キンコンキンコンキンコン・・・」が鳴り続けます。
列車停止、もしくは前方の信号が上位(停止信号(R原示)以外)に変わったことを確認次第、
警報持続チャイム停止操作(Insertキー押下)で警報を解除 します。
※最初の車内警報が鳴って警報確認操作を行わないと自動的に非常
ブレーキがかかります。
列車を再び動かすためにはATS復帰操作(ブレーキ非常位置でHomeキー押下)を行って下さい。
※BVE5.8, BVE6.0以降
過去のATSプラグインコンバートの仕様上、EB装置は
コンバート前の設定関係なく有効となるようです。
それに伴い、60秒以上操作がない場合は前触れなく非常ブレーキがかかるため、
回避策として「プー」という警告ブザーが鳴るようにしました。
警告ブザーが鳴ったらDeleteキー(EB確認)を押して
「安心してください、生きてますよ〜」と意思表示してあげてください。
昭和中期の国鉄は、停車駅間の運転時間が長い特急・急行・貨物は
早期にEB装置を付けていたものの区間の短い通勤電車には実装していなかった
らしいですが、作者自身のスキル不足故、急ごしらえの措置とさせていただきます。。