それまでATSとATCについては電車でGOレベルの知識しか持ち合わせていませんでしたが、
初期型205系車両ファイルの製作を機にATCとATS-Pの実装にチャレンジしてみました。
需要があるかどうか分かりませんが調べたことをまとめておきます。
− はじめに −
BVE4以降は保安設備の実装にATSプラグインが必要となるため、
ハードルが高く感じる方もいらっしゃると思います。
今回はATC(国電向けATC-6型)とATS-Pの実装に沿って解説してみますが、
ATCとATS-Pだけでも、私のように知識の乏しい人間がいちから実装するとなると
BVE構文の意味からATC/ATS-Pのしくみの基礎まで、あちこちに散らばった情報を集めなければならず、
また、路線データの生の構文を用いた解説もなかなか見つからないため、
ここで自分の調べてきたこと・やってみたことを一箇所にまとめてみました。
車両は205系ですが、路線の方はATS-P/ATC動作確認用に簡単な実験用路線を
作成しましたので、それに沿って解説していこうと思います。
私の場合、車両側・路線側共にまず最初にBVE4で作成し、BVE5に変換する流れで進めました。
解説はBVE4に準じて進めようと思います。これから解説する方法で実装していけば
おそらくBVE5変換も何とかできるレベルになれるかと思います。
なお、初心者が作成した実験用路線に基づいたケーススタディ的な解説なので保安装置に詳しい方にとっては
「実際と違くね?」、「( ´,_ゝ`)プッ、厨作者がw」と思われる箇所が多々あると思いますが、
初心者のスキルアップのきっかけ作りが目的のコーナーなので目をつぶって下さいませ・・・。
本コーナーで作業のアウトラインが少しでも把握できれば幸いです。
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作業は車両側の実装と路線側の実装の2つに分れます。