国鉄東海道本線

(品川→横浜)

時代設定としては、SM分離開始直後で急行「伊豆」と特急「あまぎ」が

特急「踊り子」に統合される前後の昭和55〜58年頃をイメージしています。

「昭和50年代の景色なんて今と大して変わんねーだろ」とナメて作成に取り掛かったものの

ところがどすこい、大森駅・大井町駅の駅ビルがまだ無かったり、川崎駅東海道線側に結構大きな

側線があったり、東神奈川駅がまだ2面3線だったりとか、調査していくにつれて

昭和時代の風景が年々確実に失われているという現実を思い知らされてしまいました。

 

以下のリンク先よりダウンロード願います。

(容量が大きいのでOneDrive(旧SkyDrive)に格納しました)

 

ダウンロード(OneDrive(旧SkyDrive)ページです)

 日本語版は"BVE5_国鉄東海道線(日本語版).lzh"です。

容量139MB! めちゃくちゃデカいので覚悟して下さい!

 ダウンロード&解凍したフォルダの中身("BVE5_国鉄東海道線(日本語版)"というフォルダの中)を

Scenarioフォルダ直下に入れて下さい。車両データも同梱されています。

※ついでに著作権的なもんですが同梱のReadMe.txtも読んでやって下さい。 

 

運転列車と使用車両

車両は、111系、153系、185系は自前のものを指定していますが、

今回、一部は他の作者様の車両データを指定させていただくことに致しました。

どれも本当に素晴らしい車両データで、私自身、運転していて

自分の作った車両データについていろいろ反省させられました・・・。

※注意※

当方で作成した車両の列車は、車両指定済みなのですぐに運転できますが、

他作者様作成の車両の指定や各種設定等は各自で行って下さい。

くれぐれも車両指定やparameter設定など、BVE公式サイトを見ればわかるようなことを

各作者様に問い合わせるようなことは決してしないよう、お願いします。

 

今回用意した列車は以下の通りです。各使用車両の下に書いてある年は、ダイヤの参考にした時刻表の発行年です。

301M 急行
東海1号 静岡行

ごてんば1号 御殿場行

153系+165系

1981(昭和56)年
運転するのは153系(東海号)ですが、
後ろに165系3両(ごてんば号)を繋いでいる設定です。
327M 普通
浜松行

111系

1981(昭和56)年
昭和63年3月のダイヤ改正まで走っていた東京発浜松行き。
さらに前に遡ると旧国80系電車の東京口最後の運用でした。
791M 普通
小田原行

113系

1983(昭和58)年
E231系、E233系の天下になった現在の東京口においても、ごくスタンダードな行先の列車です。

みかんごーごーのRock_On様作成の113系を指定させて頂きます。
リンク:
(パスは設定していないので上記リンクより各自ダウンロードして設定して下さい)
809M 急行 伊豆11号
伊東・修善寺行

185系

1981(昭和56)年
153系から185系へ移行が進められている時期の想定です。
15両編成で、運転する前寄り10両は185系ですが、後ろ5両が153系か185系かはみなさんの気分と想像にお任せします・・・。 
6701M 急行 伊豆3号
伊豆急下田・修善寺行

153系

1981(昭和56)年
踊り子並の少ない停車駅、指定席車両&グリーン車付きの15両編成
・・・威風堂々153系最後の花道!
3031M L特急 踊り子11号
伊豆急下田行

185系

1981(昭和56)年
いよいよ185系の本領発揮!
並走するライバル、京浜急行の認可速度がまだ105km/hだった当時なら勝算もあり!?
【おまけ】
9023
 L特急 踊り子55号
伊東行ダイヤもどき

牽引機:
EF65形1000番台 or EF58形

客車:
14系座席車

1983(昭和58)年
昭和57年末〜昭和60年代前半にかけて運行された臨時列車です。
客レによる加減速・高速性能の低下を停車駅削減でカバーしていたので実際は品川駅は通過していたのですが、どうしても機関車を走らせたかったので、品川にも止まる架空ダイヤをでっち上げました。(踊り子55号のスジを元に東京駅を少し早く発車させて品川駅にも停車させるという強引な設定・・・)どのみち架空ダイヤなので始発・終着時にしか鳴らさないハイケンスのオルゴールも車内放送に付けてしまいました!

車両はわゐの部屋様作成のEF65形orEF58形を指定させて頂きます。
 リンク:
わゐの部屋
(パスは設定していないので上記リンクより各自ダウンロードして設定して下さい)

ちなみに客車踊り子の編成は、
機関車+
スハフ14+オハ14系6両+スハフ14

客車の重量は、
スハフ14(35.2t)+オハ14(6両 29.7t×6)+スハフ14(35.2t)=248.6t
⇒ 平均31.075t になります。

parametersの設定の参考まで・・・。
※あくまで個人利用の範囲内かつ自己責任でお願いします!!
【おまけ】
9301M
 急行 東海51号
静岡行

とりあえず153系

1981(昭和56)年
東海道新幹線開通から10数年が経過した昭和50年代は、「若返り工事」と称して、新幹線を半日運休して老朽化した設備の更新工事を行うことがしばしばありました。その際、高速バスや急行東海号の増発で運休の埋め合わせをしていました。
この東海51号は早朝に東京駅を発車して終点の静岡でその日の新幹線下り1番列車、静岡始発のこだま号 新大阪行きに接続するという列車です。
新幹線運休のせめてもの罪滅ぼしなのか・・・、定期の東海号より停車駅が少なく、品川〜横浜間は結構速いスジで走ってくれます。
実際に使用された列車と編成は、不明のものも多く、167系や159系といった修学旅行用車両が結構充てられていたという話もあるみたいですが、上りの東海52号の方は153系の8両(グリーン車なし)もいたらしいので、とりあえず153系の8両で指定しました。
【おまけ】
327M
 普通
沼津行

80

1975(昭和50)年
上記111系327M列車の80系時代の運用も作りました。当時の327Mは沼津止まりでした。

配線や景色は上記列車のダイヤ(1980年代想定)のものを使っているので、横浜駅でまだ旅客化されていない現在の横須賀線の線路にホームがあったり、鶴見付近ではまだ開通していない羽沢貨物線方面の配線ができあがっていたりなど、ツッコミ所はかなりありますが、他列車の車種を当時に合わせただけの余興と思って運転してください。
(あくまで【おまけ】なので)
車両はわゐの部屋様作成の旧国パック、80系(クハ86)を指定させて頂きます。
 リンク:
わゐの部屋
(パスは設定していないので上記リンクより各自ダウンロードして設定して下さい)

ちなみに327M列車の80系電車は12両編成でMT比率は5M7Tらしいです。

parametersの設定の参考まで・・・。
※あくまで個人利用の範囲内かつ自己責任でお願いします!!

 

自列車・他列車のダイヤ設定について

東海道線、横須賀線、横浜線は上記各列車の年の時刻表を参考にしてあります。

京浜東北線、山手線、南武線、鶴見線は2014年8月現在のダイヤを参考に設定しています。

京急と東急は演出主体のデタラメ設定です。

なお、他列車の時刻と位置関係は、並走・すれ違いの演出上、多少のズレはあります。

(あんまり目立たないところですれ違ったり並走されたりしても面白みに欠けるので・・・)

 

他列車の種類

以下のバリエーションを用意しました。

どの列車でどんなヤツが現れるかは運転してからのおたのしみ。

なるべく定時運行になるよう心掛けて運転した方が設定した列車に

まんべんなく会える可能性が高くなると思います・・・。

 

山手線 京浜東北線 横浜線

103系など

 

南武線 鶴見線

101系など

 

横須賀線

113系

 

東海道線

113系、急行伊豆2号(153系)、急行東海2号・御殿場2号(153系+165系)、

特急あまぎ2号(183系)、寝台特急はやぶさ号(EF65 1000番台+24系客車)、

寝台特急出雲2号+紀伊(EF65 1000番台(ヘッドマークなし)+14系客車)、

寝台特急みずほ(EF65 1000番台+14系客車)など

 

京浜急行線

旧1000形、800形旧塗装、2000形、旧600形、500形

・・・鶴見付近で並走が始まるのですが、合流角度が鈍角的なため、合流するとき

高速走行中に車両が合体して編成ができあがるような

ちょっと笑える現象が起きたりします・・・

 

東急東横線

8000系、旧7000系、旧6000系

 

  

車内放送について

自分のブサ声でセルフ車掌したものを使ったら「だっせぇwww」「気分壊れる!」「やだキモーい」

とか言われてしまいそうなのでSoftalkを使いました。前回より若干スピーカーっぽい音質にしてみました。

抑揚の不自然な部分を「調教」するのが結構大変でしたが、辛うじてまあまあ自然なイントネーションになったと思います。

車内放送の言い回しなどは、下段にて紹介しているサイトを参考にさせて頂きました。

当時の車内放送を聞いてみると、あまりマニュアルに沿ったような固い話し方ではなく、

割とアドリブが利いていて車掌ごとに十人十色な話ぶりだったので 列車ごとに多少言い回しを変えています。

また、主要駅の到着時刻を案内する際、乗換駅での接続列車の時間や行先も、全乗換駅分まとめて話す

パターンも多く、またその接続列車も現存しない列車や行先など、興味をそそるような

内容があったりするので、台本の中にも多めに取り入れてみました。

 

 

参考サイト

作成にあたっては、以下のサイトを参考にさせて頂きました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

− 各列車の編成関連 −

 '80s 国鉄時代の写真館 〜That's 上野特急エイジ〜

国鉄時代の貴重な写真を多数掲載されているほか、東京エリア起点の列車を中心に

当時のさまざまな列車の編成が詳細に記録されており、資料的価値も非常に高いです。

本路線データもこれなしでは完成できなかったといえるバイブル的サイトです。

 

− 車内放送関連 −

 鉄道サウンド広場(本館)

当時の車内放送の言い回しの参考にさせて頂きました。

国鉄・JRと幅広い年代の貴重な車内放送を幅広く掲載されております。

世知辛い21世紀なんかクソッ食らえ!再生ボタンをクリックすれば、

そこはもう国鉄時代の列車の中です!

 

− 風景回り −

「電車でガタンゴトン」by nakuiti

国鉄時代の東海道線東京口の写真が多数掲載されております。

SM分離開始当時の川崎駅など、貴重な風景もあり、大変参考にさせて頂きました。

 

参考書籍

 

− ダイヤ設定 −

『国鉄監修 時刻表』日本交通公社(JTB) 1975年11月号 1981年4月号・10月号

『交通公社 全国小型時刻表』日本交通公社(JTB) 1983年8月号

 

 

  

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